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uchiyamashatai

Author:uchiyamashatai
内山車体のブログへようこそ!
愛車のキズ・ヘコミから車検整備まで
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鈴鹿ミニモト4時間耐久ロードレース2015

終わりました

この一週間毎日毎晩決勝用のマシン整備をし
それと同時に最後の最後まで減量に減量を重ね
いよいよ前日の特別練習走行。
朝は雨が降っていましたが、私たちの走る頃には雨は上がり
路面も完全にドライになっていました!

IMG_2852.jpg
ハンドル、レバー類、ステップなどのポジション確認中

トップバッターで出て行くのは私。
とりあえずレースのためのコンセントレーションを高め
戦闘モードに切り替える準備を、と一周目から全開走行で。
マシンはなかなか調子良さそうです。タイムも自己ベストタイくらいまでは出てる。
あとは速いスリップがあれば、速い人たちと一緒に走れれば
もっとタイムは上がる。うん、悪くない!そんな感触でした。

IMG_2893.jpg

IMG_2854.jpg


ところが前日の最後の走行時間のとき、何やら怪しい症状が勃発。
親分1がなんかおかしい!と言って帰ってきました。
親分2と私の走ってるときにはその症状はなく
マシンに何が起こってるのかわからない。
ただ、一人がなんかおかしい、と言ってる以上放置はできない。

そこから、その時点で考えられる限りの、出来る限りの調整をしました。
これで明日症状が出なければいいのになぁと言いながら前日は撤収。
走行終了から3時間ほどマシン整備をして午後8時頃サーキットを出ました。



ライダー3人は最後の減量の搾り出しをするため、草津のスーパー銭湯水春へ。
明日走れるだけの体力があればいい、自分の持ち分だけ走れる体力があればいい。
そのために限界まで何もかもを絞りだすために水春へ向かいました。

クルーのみんなもわいわいと付き合ってくれて
男風呂はみんな楽しみながらやっていたようです(^ ^)
女風呂は私一人。
ひたすらいつもどおり、サウナ5分休憩5分を
1時間ちょっと繰り返し最後の800gを搾り出しました。

そして決勝当日

IMG_2961.jpg

朝の暖気中

レーシングも吹け上がりは悪くないし、おかしな音もない。直ったかな、でも走ってみんとわからんな、心配は残るものの、とりあえず朝一の暖気時の不調はなく、確信を得られるのは予選を走ってみてからのこととなりました。

IMG_2962.jpg

予選前

予選が始まりトップ集団の中で親分2は走ります。
速い人たちの中で速いスリップを使い、少しずつタイムをあげていきます。
出た!親分2自己ベスト!マシン直ったんや!

と、思いきや、親分2帰ってくるなり
「あかん!直っとらん!」

そこから慌しくマシン整備にとりかかります。
時間はまったくありません。
次のタイムスケジュール、フリー走行開始まで10分
フリー走れなくてもとりあえず整備優先で。
エンジン下ろして点検・整備。エンジン積んで何とかフリー走行でもう一度確認テスト。
私がフリー走行に出て行きました。
約4周ほど走る中で、ん?調子良さげなんですけど?
タイムは・・・この条件ならこんなもんちゃうん?と言った感じ。
Pサインが出たのでピットに戻ります。
がしかーし!
最後の周で症状勃発。゚(ノдヽ)゚。
これか~この症状か~(o>ェ<)o”クーーッ
私が走ってるときに症状が出たのは初めてでした。

フリー走行のライダーチェンジ、次は親分1の番でした。
戻ってすぐさま、症状を伝えました。どんな状況でどんな症状だったのかを。
親分1、分かったと言ってフリー走行出発。
1周目のピット前通過時、クルーに向かって手を振ります。
あかん というサインでした。
結局2周で帰ってきました。
そこからまた全員総がかりで整備。

カウル、タンク全部外して電気系統総入れ替え。決勝のため、動作確認済みの新品を組んでいたものを、万が一新品不良がないとは言えないので、すべて、今まで使ってきたものに入れ替えます。
フリー走行が終わって10分後にはスタート前チェックの時間でしたが、スタート前チェックを受けられる時間ギリギリまで使って全員で整備にかかります。
何とかスタート前チェックを受けられる時間に間に合い、チェックを受け、グリッドにつきます。

何とかスタートできる(´-`υ)

IMG_2935_20150413133745f44.jpg

IMG_3033.jpg

IMG_3028.jpg
スタート前のひと時

スタート進行、グリッド紹介、着々とスタート時間は迫ってきます。
そして、午後13時、シグナルオフ

スタートから一周目、親分2頑張ってトップ集団の中ほどに位置取ります。
よしよし、頑張れ~ ピットではみんなモニターに釘付けで様子を見守ります。
先頭集団50台ほどの真ん中くらいを維持します。
しかし3周4周と周回を重ねるうちに徐々に前との差が開き、後ろとの差が詰まりだします。
あかん、これ様子おかしい、やっぱり調子悪いんやと親分1

戻ってくる可能性あるし、ピット前通過するときのサイン見逃すな!
ピットは戻ってきたときすぐ動けるように準備しとけ!
はい!
全員で不測のピットイン時に備えます。
やはり、ピット側からの指示ではなく、ライダーの意思で戻ってきました。

あかん!全然あかん走らへん!

スタートまでに考えられる限りのことをやりつくしてきました。
しかし、あとひとつだけ、一番可能性は低いけど、もしかしたらこれの可能性もある・・・というものがひとつだけあったので、その作業をしました。
これであかんかったらもう打つ手なしや と。

レース開始30分ほどで不測のピットイン、マシン整備、ライダーチェンジ。
第二ライダー親分1出発。

が、しかし、やはりダメだったようです。
1周で帰ってきました。

自ピット前に止まり状況・症状を親分2に伝えます。
アクセル全開でも9500rpmから吹け上がらんのよ。
あけたらバババ~言うてついてきよらん!
デグ2の立ち上がりでアクセル開けてもついてきよらんでオカマほられたんよ!
危なすぎてレコードライン走ることさえできん!
これじゃ危なすぎて彩ちゃんにバトンタッチできん!

親分1は泣きながら帰ってきました。
ヘルメット越しに顔が涙にくしゃくしゃになってるのを見て、私は理解しました。

うちのチームはそう簡単に諦めません。
転倒したからってピット戻ってくんな、走りながら走れるか確認しろ、バックストレートで確認できる
転倒してエンジンかからんようになっても、何時間でもかかるまでキックしろ
走れんなったら押してでも帰って来い
そう教え込まれてきました。
だから1年目初参戦のレースで、3人で4回も転倒しながらも最後まで走りきり、20位という結果を得ました。

だから絶対諦めたくなかった。
なにかあっても、何とかしようとしてくれる親分たちだから、諦めるという選択肢はなかった。
だけど、その親分たちが諦めざるを得なかった。もう手は尽くしきっていたのでした。

リタイヤ

苦渋の決断です。

その決断をしなければならなかった親分2人の苦渋に満ちた顔。
チームのみんなを集めて、決断を報告したときの顔。
忘れません。
IMG_2932_20150413133949c66.jpg
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